【違反して検挙された人も?】業務用エアコンで点検が義務化された理由

2024.04.26

和歌山市を中心に各種エアコン工事・点検を承っております、Konnect(コネクト)です。

オフィスやお店などで、当たり前に使用している業務用エアコン。
この業務用エアコンには、定期的な点検が義務付けられています。

こちらの記事にたどり着いた方であれば、「初耳だ」ということはないかもしれませんが、なぜ義務になっているのかご存じの方は少ないかもしれません。
どうしてエアコンが? と思っていませんでしょうか。

今回は業務用エアコンに点検が必要な理由、そしていつ、だれが点検を行わないといけないのかについて、ご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。

■ 業務用エアコンの点検はなぜ必要?

エアコンは冷媒ガスを循環させて、室内の空気を暖かく・冷たくする構造です。
この冷媒ガスに使用されてきたのが「フロンガス」で、科学的に扱いやすく、人体への毒性が小さいという理由から、冷蔵庫や洗濯乾燥機などで多く導入されていました。
しかし、後に上空にあるオゾン層を破壊し、有害な紫外線が地上に降りかかることが判明。各国で規制が始まります。

その後、オゾン層を破壊しない代替フロンが使用されるようになったものの、依然温室効果は二酸化炭素の100~10,000倍以上とされていたため、いずれも漏洩はNG。
今のエアコンには、R32などの温室効果の少ないフロンガスが使用されていますが、まだまだガスが漏洩するとまずいエアコンはたくさんある、というのが現状です。

そこで、フロン排出抑制法が施行され、業務用エアコンの点検が義務化されました。

参考元フロン排出抑制法ポータルサイト「フロン排出抑制法の概要」>>

■ 点検はいつ、だれが行うもの?

エアコンの点検は、フロンガスが漏れないようにするための措置のひとつです。
漏洩のほとんどは、機器の経年劣化とされており、点検をすれば防げるものだからです。

・簡易点検

簡易点検は、すべての業務用エアコンに必要な点検です。
3か月に1回、エアコンを所有している方、リースなどで日常的に使用・管理している方、ビルの管理会社などが実施します。
基本として誰が点検してもよく、資格がなくても問題はありません。Konnectのようなエアコン点検を業務としている会社に依頼してもOKです。
この点検の記録は、廃棄後3年間保存する必要があります。

・定期点検

一定の定格出力を持つ業務用エアコンは、簡易点検に加えて、定期点検が必要です。
頻度は定格出力によって異なり、Konnectのような「第一種・第二種冷媒フロン類取扱技術者」の資格を持つ登録業者が、点検を実施します。
ここでの記録ももちろん、廃棄後3年間保存する必要があります。

定格出力 点検の頻度
7.5kW~50kW 3年に1度
50kW以上 1年に1度

■ 管理者の義務とは?

業務用エアコンの点検は、あくまで管理者が行う義務のひとつに過ぎません。
具体的に、管理者には6つの義務があります。

【管理者の6つの義務】
・適切な設置、使用環境維持の義務
・点検の義務
・漏洩時の義務
・記録、保存の義務
・漏洩時の報告義務
・廃棄時の義務

・適切な設置、使用環境維持の義務

室内機・室外機の周辺を片付け、適切な設置・使用環境を維持します。

・点検の義務

簡易点検・定期点検を実施します。

・漏洩時の義務

漏洩が判明した際は、適切な修理を実施します。

・記録、保存の義務

点検・漏洩・修理・充填・回収の記録をつけて、保存します。

・漏洩時の報告義務

漏洩したフロンの量が事業者として合計1,000トン以上になる場合は、事業所管大臣へ報告が必要です。

・廃棄時の義務

第一種フロン類充填回収業者にフロンを回収してもらい、機器を廃棄します。

■ 点検を怠るとどうなる?

簡易点検・定期点検を怠るとどうなるのかというと、法律違反となるので、罰則になります。
最も重いのは、フロン類をみだりに放出した場合で、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が下るでしょう。
点検を怠ると、場合によっては50万円以下の罰金が科せられます。

無点検が理由ではありませんが、東京都で実際に違反して検挙された例もあり、「面倒だからしない」という考えは危険といえます。

専門業者に委託することもできるので、業務用エアコンを所有している方は、必ず点検をするよう注意してくださいね。

参考元東京都「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律違反事件被疑者らの検挙について(情報提供)」>>

■ 和歌山市・大阪南エリアでのエアコン点検はKonnect(コネクト)まで!

Konnectは、和歌山県・大阪南エリアにて、各種エアコン工事・点検を承っております。
簡易点検・定期点検の両方を行えますので、点検業者をお探しでしたら、ぜひ当方にお任せください。
また、これまで多くの事業所様で、業務用エアコンの工事を行っており、更新工事や設置工事に対応できます。
ご入用の際は、お気軽にご相談くださいませ。

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■ まとめ

業務用エアコンは、温室効果の高いフロンガスの排出を抑えるため、点検が義務付けられています。
長く使用しているものであれば、漏洩の危険が新品よりも高く、入念な点検が必要です。
簡易点検は専門業者に委託することも可能なので、怠らないようにしましょう。

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